1982年４月 採集 この時はまだ宮ヶ瀬ダムの工事が始まる前で石小屋側の発生地と中腹の沢沿いの発生地が健在だったので行けば何とか採集出来ていました。 この後に発生地がダム工事で潰され、また食草のカンアオイの多かった沢筋が植林されてからギフチョウの発生数が激減し、自然界での生息持続可能範囲数を下回った結果、仏果山ではギフチョウの姿を見なくなりました。 標本は全体的な鮮度は良いと思いますが、右後翅下部コブに切れが入っています。 しかしながら神奈川県産の特徴はかなり色濃く出ている個体です。 梱包については十分に気をつけますが、古い標本なので輸送中の振動等で破損する可能性もありますが、その点は保証しかねますのでご納得の上ご購入ください。